実話。よく耐え抜いたなと思う。
クローザーに出演している刑事さんが犯人役を演じてる。
クローザーに出演している刑事さんが犯人役を演じてる。
◆制作
原題:Cleveland Abduction 2015年 アメリカ
◆キャスト
原題:Cleveland Abduction 2015年 アメリカ
◆キャスト
タリン・マニング
レイモンド・クルス
ケイティ・サリフ
サマンサ・ドゥローク
パム・グリア
ジョー・モートン
◆あらすじ
●車に乗らなければ
●車に乗らなければ
親が親身になってはくれず、学歴もなく職もない若いシングルマザー、ミシェル。愛する息子ジョーイに怪我を負わせてしまい、行政の保護下におかれる。
ある日、ジョーイの今度に関わる大切な審査に遅れそうになったミシェルは、店で出会ったカストロという男に車で送って貰う事に。だが、カスロトはミシェルを自宅に連れていき、縛り上げ監禁する。
学歴がないのもジョーイの審査に遅れそうになるのも、ミシェルの母親がどうしようもないせいもある。
●耐え抜く日々
服は必要ないだろうと服をはぎ取られ、閉じ込められるミシェル。人が訪ねてきた時は、必死に物音を立てて気付いて貰おうとする。だが、気付かれる事はなく、カストロに後でひどい目に合わされる。
わざと鍵を閉めずにミシェルが逃げようとするかどうか試してみたり、誰もミシェルを探していないと、希望をことごとくつぶそうとするカストロ。妊娠したら子供はいらないと、ダンベルでお腹を殴られるミシェル。そしてアマンダ、ジーナも拉致されてきて、3人は部屋に閉じ込められ、10年以上、カストロの姓奴隷となる。
●事件後
事件発覚後、後から誘拐された2人の女性は自宅に戻るが、ミシェルさんは自宅に戻れない。母親は引っ越したとか。
息子に必ず会う。それを支えに彼女は生き抜いた。その生きる希望になった息子は、養子に出されており養親は子供が動揺するかもしれないから、合わせたくないと。
実の親が承諾して養子に出されたわけではないので、会えるように申し立ても出来るよとFBIの人に言われるが、彼女は考えた末に息子に会う事を断念した。自分の思いより、息子の事を考えた苦渋の決断だった。
***
実際の事件とは、少し違っている部分もあるらしい。だが、ミシェルさんがあんな状況でも、生きる希望を失わなかったのは、すごいと思う。
映画の中で、体を温める必要があって他の女性も誘って、踊ったりとんだりはねたりして、生きようと必死になったり、みんなで協力して犯人を出し抜かなきゃと励ましたり。ただ、打ちひしがれ怯え何も考えなくなってもおかしくないのに。希望と知恵、強くなるにはその2つが役に立ってくれるのかも。