フェイシズ

相貌失認にかかったら。


◆制作
原題:FACES IN THE CROWD 2012年 アメリカ・フランス・カナダ

◆キャスト
ミラ・ジョヴォヴィッチ
ジュリアン・マクマホン
サラ・ウェイン・キャリーズ
マイケル・シャンクス

◆あらすじ
シリアルキラー「涙のジャック」の犯行現場に居合わせ犯人の顔を見てしまった教師のアンナ。目撃した直後犯人に襲われ川に落ち、意識を取り戻した時には人の顔が判別できなくなっていた。

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アンナは女友達と飲んだ後、犯行を目撃して襲われ川に落ちてしまう。目が覚めたら、周りには知らない顔。鏡を見るとそこに写るのも知らない顔。自分の顔がわからない。見るたびに違う顔になっていたらどんな気分になるだろう。私なら、相当落ち込む。

彼氏はすごく簡単に考えていて、しばらくすればよくなるだろうと思ってる。ところが全然よくならない。顔がわからないので日常生活に支障をきたしまくり。自分の父親をストーカー扱いして大騒ぎになったり、生徒の顔がわからず職を解雇されたり。

そこでその手の事に詳しいカウンセラーに元へ。彼女はとても大変だけど、と前置きして、対処の仕方を教えてくれる。そうやってなんとか前の生活を取り戻そうとするアンナに、犯人からコンタクトがある。

顔が判別出来ても怖いはずなのに、襲ってくる犯人の顔がわからない。見分けがつかない。怖いなんてもんじゃない。

顔がわからないなら着てる服やしぐさで、相手を特定しろというカウンセラーの助言に従って彼氏のネクタイをメモし判別してたアンナ。が、同じネクタイをしてる別人を彼氏だと思い話すシーンがよかった。そのシーンで彼氏に顔がわかるふりをしてるけど、実は直ってないとばれるんだけど。

アンナ役は他の人で観たかったな。ミラ・ジョヴォヴィッチって、バイオハザードのイメージが強いせいか恐怖におののく女性って感じが薄れた気がする。どっちかっていうとやっつけそうで。