MAMA

ラストが。


◆制作
原題:Mama 2014年 カナダ・スペイン

◆キャスト
ジェシカ・チャステイン
ニコライ・コスター=ワルドー
ミーガン・シャルパンティエ
イザベル・ネリッセ

◆あらすじ
精神を病んだジェフリーは共同経営者と妻を殺し、2人の娘を連れて雪道を車で疾走。事故を起こし娘を連れて森をさまよい、一軒の家にたどり着く。

***

ジェフリーが娘を殺そうとすると、ママが彼を殺しちゃう。2人の娘は人に発見されるまで5年間、ママと暮らしていた。という事になってるんだが、どうやって食べ物を?(きっとそういう細かい事はこの際、気にしちゃいけないんだな。苦笑)

発見された娘たちは、ジェフリーの弟とその彼女と一緒に暮らすことになる。カウンセリングを受けながら。その家のクローゼットにママが。(どこにでも出て来れるのか?)

流れが切れてるみたいに感じたな。ママがどれだけひどい目にあったか、ママの子供に対する思いが画面に出て来ないので、ママが2人の娘に執着する感じがただの幽霊、化け物になってるのがもったいない気がする。

ジェフリーの弟の彼女、アナベルが最初は見捨てられないだけで手をかすけど、子供への愛情に目覚めていくシーンが肌を温めるだけってのも、ちょっとさみしい。

何よりこりゃだめだと思ったのが、ラストに近いシーンでママがわが子にせっかく巡り合えたのに、捨てちゃうシーン。