フェルメールの絵画に秘められた愛の物語。
◆制作
原題:Girl with a Pearl Earring 2003年 イギリス・スクセンブル
◆キャスト
◆あらすじ
1665年、オランダ。画家フェルメール家の使用人、グリートはアトリエの掃除を任される。
グリートの優れた感覚に気付いたフェルメールは、創作に付き添うようにグリートに命じる。
◆制作
原題:Girl with a Pearl Earring 2003年 イギリス・スクセンブル
◆キャスト
コリン・ファース
スカーレット・ヨハンソン
トム・ウィルキンソン
ジュディ・パーフィット
キリアン・マーフィ
エシー・デイヴィス
ジョアンナ・スキャンラン
1665年、オランダ。画家フェルメール家の使用人、グリートはアトリエの掃除を任される。
グリートの優れた感覚に気付いたフェルメールは、創作に付き添うようにグリートに命じる。
***
映像はきれいだったな。派手ではないけれど質感がよく出てる感じで、
光の使い方がよかった。映像もよかったけれど、話の内容もすんなり入っていけた。
フェルメールのアトリエの掃除を任され、彼の絵に惹かれていく使用人のグリート。その感性に同じものを見出し、グリートに興味を持つフェルメール。自分にその感性がない事を知っていて、それでもフェルメールを追い求めてヒステリックになっていく妻。
その三人の人間関係がはっきり出るシーンが、グリートが窓を拭いていいかとフェルメールの妻に聞くシーン。窓ぐらいいちいち聞かずに拭けばいいと妻は怒るのだけど、使用人のグリートは窓を拭けば、光の感じが違ってしまうのだけどいいかと聞く。その言葉が、自分には入りたくても入っていけない世界なのだと妻にわからせてしまう。
そんな三人の関係を見ながら抜け目なく動く一人が画商。が、画商は欲の強さが見えてあまり好きにはなれないのだけど商売人としては、当然の動きかもしれない。
三人の関係を見ながら経済的な計算をしてるのが妻の母。娘をなだめる一方でグリートにフェルメールのモデルをさせ絵を描かせ画商に売る段取りをし、絵にどうしても真珠がいるとフェルメールが言えば 妻の真珠の耳飾を内緒でもたせ、内緒で戻す段取りをする。
結局、最期は真珠はグリートのもとにいくのだけど。感情に流されず、家を支えてきた現実的な妻の母の一面が面白い。あんまり人に好かれるタイプじゃないとは思うけど、私は好き。
画家である夫、妻、使用人のグリート、妻の母、それぞれの視点で見れるのが好き。誰の視点で見るかで感想も変わりそう。
その三人の人間関係がはっきり出るシーンが、グリートが窓を拭いていいかとフェルメールの妻に聞くシーン。窓ぐらいいちいち聞かずに拭けばいいと妻は怒るのだけど、使用人のグリートは窓を拭けば、光の感じが違ってしまうのだけどいいかと聞く。その言葉が、自分には入りたくても入っていけない世界なのだと妻にわからせてしまう。
そんな三人の関係を見ながら抜け目なく動く一人が画商。が、画商は欲の強さが見えてあまり好きにはなれないのだけど商売人としては、当然の動きかもしれない。
三人の関係を見ながら経済的な計算をしてるのが妻の母。娘をなだめる一方でグリートにフェルメールのモデルをさせ絵を描かせ画商に売る段取りをし、絵にどうしても真珠がいるとフェルメールが言えば 妻の真珠の耳飾を内緒でもたせ、内緒で戻す段取りをする。
結局、最期は真珠はグリートのもとにいくのだけど。感情に流されず、家を支えてきた現実的な妻の母の一面が面白い。あんまり人に好かれるタイプじゃないとは思うけど、私は好き。
画家である夫、妻、使用人のグリート、妻の母、それぞれの視点で見れるのが好き。誰の視点で見るかで感想も変わりそう。