イントルーダーズ

どっちかにしてほしかったなー。

イントルーダーズ [DVD] - クライヴ・オーウェン, カリス・ファン・ハウテン, ダニエル・ブリュール, ケリー・フォックス, エラ・パーネル, マーク・ウィンゲット, フアン・カルロス・フレスナディージョ
イントルーダーズ 

◆制作
原題:INTRUDERS 2011年 アメリカ・イギリス・スペイン

◆キャスト
クライヴ・オーウェン
カリス・ファン・ハウテン
ダニエル・ブリュール
ピラール・ロペス・デ・アジャラ

◆あらすじ
ミアは木の中から古い手紙を見つける。そこには顔なし怪人の事が書かれていて、それを読んで以来、ミアは自分の部屋の中にその顔なし怪人の気配を感じるようになる。

顔なし怪人は少年の前にもあらわれていた。少年の母は顔なし怪人から逃れるため、神父に助けを求める。だが、それが助けにならないとわかると少年を連れて姿を消した。ミアと少年の繋がりが明らかになる時、顔なし怪人の正体が。

***

勿体ないなーって感じ。ラストでだめになった気がする。見てるうちに結末はいくつか想像はついてくる。想像はついても映画は観れる。出来れば、予想通りだったけど悪くなかったなという感じにしてほしかった。

少年と母、ミアの映像が交互に現れる。年代は同じなのか、住んでいる町は同じなのか。そういう情報はほとんど頭に入ってこない。ただ、共通するのは、顔なし怪人。

先に少年と母の苦悩を見せた方がよかったんじゃないのかなー。教会にすがってもダメ。周囲からも冷たい目で見られる。そんな母と息子の苦悩。

それから数年がたち、その少年と同じ事がミアに起きるって方がすっきり観れたかも。ファンタジーとして作るか、それとも現実に説明がつくリアルな話として作るか。もしくは、真相は闇の中だけど観ている人が判断してねという作りなら納得したかな。

ラストで少年とミアの関係が明らかになった後で、さめてもうた。ファンタジーとして作り始めたけど、中身が不安でリアルでも説明できるようにしとこうか、みたいないいとこどりしようとして失敗な感じ。重ね重ねもったいなー。