ハイテンション

ホラーにストーリーは必要か、それとも必要ないかって言われそうな。私は必要だと思うけど。

◆制作
原題:HAUTE TENSION 2003年 フランス

◆キャスト
セシル・ドゥ・フランス
マイウェン
フィリップ・ナオン
フランク・カルフン
アンドレイ・フィンティ

◆あらすじ
女子大生のマリーとアレックスは、週末をアレックスの実家で過ごす事に。到着したその夜、殺人鬼に襲われアレックス以外の家族は亡くなってしまう。アレックスとマリーは。

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辻褄が合わなさすぎ。途中で、こっちの方が面白いからって脚本変えたら、当初のあらすじと違うもんだから辻褄が合わなくなったけど、ホラーだしストーリーなんてあってないようなもんだし、いいんじゃない?なノリでやっちゃった、な感じなんだろうかと思うぐらい。

殺人鬼が乗ってた車はどこから出てきたんだ?その日に到着したはずなのに、すでに車と女の生首。しかも、その殺人鬼は他にも殺してて、写真が多数。

いつからはじめたんだ?子供の頃から?それなのに、今まで捕まってさえいない?

その方が怖すぎず、お化け屋敷なノリでいいかもだけど、私は好きにはなれなかったな。矛盾があってもいいけど、見終わった後に全体的な感覚で納得できるならそれもありだけど、そうじゃないなら映画としてどうかなと思う。

あまりにも行き当たりばったりな感じで、ホラーだからってチェンソー振り回してれば絵になるやろって感じは安直すぎる気が。

でも、これってマスコミ絶賛とか書かれてたんだよね。私の感覚の方がおかしいんだろうか。