メリル・ストリープと今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンの、舌戦と演技バトルが見たくて。
◆制作
原題:Doubt 2008年 アメリカ
◆キャスト
原題:Doubt 2008年 アメリカ
◆キャスト
メリル・ストリープ
フィリップ・シーモア・ホフマン
エイミー・アダムス
ヴィオラ・デイヴィス
◆あらすじ
N・Yのカトリック学校。進歩的で人気のある牧師と黒人生徒との関係に疑惑を抱いた、厳しい規律を重んじる校長でもあるシスター。証拠は無い、あるのは疑惑だけ。シスターは神父を執拗に追い詰める。
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N・Yのカトリック学校。進歩的で人気のある牧師と黒人生徒との関係に疑惑を抱いた、厳しい規律を重んじる校長でもあるシスター。証拠は無い、あるのは疑惑だけ。シスターは神父を執拗に追い詰める。
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舌戦と演技バトルを楽しみにして観たのだけど、ちょっと物足りない。校長が厳しいという説明的なシーンが長すぎたかな。オスカー俳優2人の演技バトルは、よかった。
自分の中の許せない思いに突き動かされる校長役のメリル。疑いをかけられ、それを晴らす手立てがないが、このままだと問題をかかえた生徒を救えない苦しい立場の神父を演じるホフマン。
生徒の母親役が、すごくよかった。悩んで悩みぬいた末に出した答え。子供を守れるものなら悪魔にだって魂を売る、その必死さが伝わった。鼻水垂れてて、ティッシュもっていきたかったもん。
神父と生徒の関係は、校長が思った通りの関係だったのか、そうではなかったのか、映画の中でははっきりさせてない。それは問題じゃないから。
疑いがあっても不確かな場合、その不確かなものを根拠に思い込みや感情だけで、人を裁いてしまうと自分に跳ね返る。誰の為でもなく、自分の為にそうしちゃいけないんだ。そこを描きたかったのだろう。それが、ラストシーンに繋がってくる。
自分の中の許せない思いに突き動かされる校長役のメリル。疑いをかけられ、それを晴らす手立てがないが、このままだと問題をかかえた生徒を救えない苦しい立場の神父を演じるホフマン。
生徒の母親役が、すごくよかった。悩んで悩みぬいた末に出した答え。子供を守れるものなら悪魔にだって魂を売る、その必死さが伝わった。鼻水垂れてて、ティッシュもっていきたかったもん。
神父と生徒の関係は、校長が思った通りの関係だったのか、そうではなかったのか、映画の中でははっきりさせてない。それは問題じゃないから。
疑いがあっても不確かな場合、その不確かなものを根拠に思い込みや感情だけで、人を裁いてしまうと自分に跳ね返る。誰の為でもなく、自分の為にそうしちゃいけないんだ。そこを描きたかったのだろう。それが、ラストシーンに繋がってくる。