気持ちって1つじゃないし、気付くのに時間がかかったりもする。
◆制作
原題:The Well 1997年 オーストラリア
◆キャスト
原題:The Well 1997年 オーストラリア
◆キャスト
パメラ・レーブ
ミランダ・オットー
◆あらすじ
人里離れた田舎で暮らすヘクター。そこに若い娘、キャサリンがメイドとしてやってくる。
そして、ヘクターの父が亡くなり、受け継いだ土地を売ったヘクターは、キャサリンと小さな家で暮らし始める。そんな時、キャサリンが事故を。
そして、ヘクターの父が亡くなり、受け継いだ土地を売ったヘクターは、キャサリンと小さな家で暮らし始める。そんな時、キャサリンが事故を。
***
多分、ヘクター自身も、キャサリンに対する感情が何なのかはっきり自覚してないんだろうと思う。逆に、キャサリンは自覚してた気がする。若い頃なら、キャサリン=抜け目のない子、ヘクター=気の毒と思ったかもしれないな。
ずーと田舎で厳格な父と暮らしていて、実際的なヘクター。多分、そういうものだと思って生きてきたのだろう。そこにキャサリンが現れて、新しい風を運んできた。いつもならしっかり者のヘクターが、キャサリンに関しては盲目的に譲歩する。それだけ夢中になれるものに出会ったヘクターは、幸せな気がする。きっとそういうタイミングだったんだろう。
彼女は、何もかもなくしたわけじゃないし、環境に根付いて生きてきたから、基盤はあるんだし。それが最後の方のシーンなんだろうな。
彼女は、何もかもなくしたわけじゃないし、環境に根付いて生きてきたから、基盤はあるんだし。それが最後の方のシーンなんだろうな。