雲の中で散歩

キアヌ・リーブスが出てる映画の中で、わりと好きなキアヌかも。不器用そうな誠実そーな役柄が、はまってる気がする。

雲の中で散歩 (字幕版)

◆制作
原題：A Walk in the Clouds　1995年　アメリカ・メキシコ

◆キャスト

キアヌ・リーヴス

アイタナ・サンチェス=ギヨン

アンソニー・クイン

ジャンカルロ・ジャンニーニ

◆あらすじ

戦争が終り、故郷に帰還した若きG.I.。夫が居ない間、妻には妻の生活があって、妻はそっちに夢中で迎えにも来ず。消えうせた愛に傷つく彼。

すぐに仕事に行く事になり、会社があるサクラメントへ向かう途中列車の中で、ビクトリアと知り合う。

彼女の話に耳を傾けるうちに、お腹の子の父親のふりをしてとビクトリアに頼まれ、ポール（キアヌ）は、父親のふりをして家族に会う事になる。それが運命の出会いだとは気づかずに。

***

娘を大事に思ってるのに、つい説教ばかりして頑固になる父。ポールを品定めしつつ、簡単に喜べず、複雑でおかしい。品定めされるポールといえば、いつ嘘がばれるかと心配しなるべつ早く家を出ようとする。

ポールはお腹の子の父ではないんじゃないかと見抜いてても、ポールを気に入って引き止める陽気な祖父。三人の男性の駆け引きがおかしい。

だんだんビクトリアに惹かれていくものの、妻のいるポール。ポールに惹かれていくけど、妻のいる男性だし自分は身重。惹かれあっていても、なかなか近づけない二人。それがまたいい。

ビクトリアの実家のぶどう畑で、ぶどうに熱を送るのに蝶の羽のようなもので、パタパタ仰ぐシーンがある。それもきれいだけど、ぶどうの収穫の時、ビクトリア父とポールが子供みたいに競争するシーンがまた好き。あれ、私もやってみたーい。