タイム・ラビリンス~時空への扉

ストーリーを知らずに観たのがよかったのかも。


◆制作
原題:THE DEVIL'S ARITHMETIC 1999年 アメリカ

◆キャスト
キルスティン・ダンスト
ブリタニー・マーフィ
ミミ・ロジャース
ルイーズ・フレッチャー

◆あらすじ
アンナは原因不明の出来事により1941年のポーランドへとタイムスリップしてしまう。少女・リウカに助けられるが、彼女とともにナチスの強制収容所へと連行され。

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よく人の痛みを知る人になれとかって言うけど、簡単にはいかないねって感じが出ててよかったな。

主人公の女の子、興味があるのはファッションと恋愛と、みたいなどこにでもいる女の子。
家族につき合わされるのって、面倒だと思ってて、昔は・・なんて話をいくらされても、多分聞かないだろう。多分、私だって聞いてる振りして聞いてないかと。(苦笑)

タイムラビリンスってぐらいだから、時空をさかのぼる。さかのぼった所は、ナチス強制収容所。ファッションと恋愛と、なんて言ってられない。明日も生きていられるか、わからない。疑似体験かもしれないけど、そういう事が自分の身におきてはじめて体感する感じ。

戻ってきて、それまで面倒だと思ってた家族が違って見える。収容所を経験してる叔母、うるさい母も、読むだけではわかんない。見るだけでもわかんない。自分でやってみないとわかんない感じが出てて好き。