ヴィレッジ

サインの監督、M.ナイト・シャマラン監督っていうので。


◆制作
原題:The Village 2004年 アメリカ

◆キャスト
ブライス・ダラス・ハワード
ホアキン・フェニックス
エイドリアン・ブロディ
ウィリアム・ハート
シガニー・ウィーバー

◆あらすじ
深い森に囲まれ、外界から隔離されたある村。そこに住む村人は3つの掟を忠実に守っていた。

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サインとかアンブレイカブルとかを期待して観ると、期待はずれかも。人間物だから。化け物話になってはいるが、化け物を描いてるわけじゃなく一番怖いのは、人間って話。

ネタわかっちゃうとつまんないので書かないけど、映画の中でもネタばらしは、穴に落ちた怪物の正体を見た時でよかったんじゃないかと思う。

予想通りの展開だったけど、ネタばらしはもう少し後まで引っ張った方が、楽しめたような気がする。

この映画の中で描かれてる恐怖心には、二種類あるんだと思う。1つは正体がわからないものへの恐怖心。もう1つが、人への恐怖心。相手にぶつかる事とか、自分を出す事への恐怖心って誰にでもあると思う。

この村の人達は、村の人だけでいいと他との交流をしない。他との交流をしないのには、苦い経験があっての事だけどそれを破るのが主人公の女性。

嫌な事があっても、前にすすんでいく。正体がわからなくて怖いと思うのも、知らない人だから怖いと思うのも、同じ事なんだろうなぁ。頭で考えてるより、行動した方がいい時ってあるもんね。