ウィズアウトトレースのアンソニー・ラパリアさんが出てた。このシリーズ、はずれがない気がする。

アナベル 死霊人形の誕生(吹替版)

アナベル 死霊人形の誕生(吹替版)
◆制作
原題:Annabelle: Creation 2017年 アメリカ
◆キャスト
◆キャスト
アンソニー・ラパリア
サマーラ・リー
ミランダ・オットー
ルル・ウィルソン
タリタ・ベイトマン
ステファニー・シグマン
グレイス・カリー
◆あらすじ12年前に幼い娘を交通事故で亡くした人形師とその妻。彼らは、行き場を無くした孤児院の6人の少女たちとシスターを受け入れた。新しい館での生活に喜ぶ彼女たちだったが、家の中には不気味な雰囲気が漂っていた。
そんな中、脚の不自由なジャニスは怪現象に怯えを隠せずにいた。ある晩ジャニスは、鍵が掛かっているはずのドアが開いていることに気づく。中を覗くと、そこにはアナベルがいた。
***
最初のシーンが娘さんが亡くなるシーン、インパクトがあって引きこまれる。一転、孤児院の子達の明るい笑顔が映る。青い空、行き場が見つかって安堵しハレバレした表情のシスターと女の子たち。
新しい館を探検し、足の悪いジャニスが使える階段用の移動式の椅子を見せて貰い、はしゃぐ子供達。ところがジャニスは、何かがいる気配を感じる。
そして、「見つけて」と書かれた紙を拾ってしまい、入ってはいけないと言われていた部屋のドアが不思議な事に開いていて、ジャニスはつい入ってしまう。
そこからの展開がまたよかった。乗り移られたジャニス、ジャニスと仲の良かった幼いリンダが必死に逃げ回り、ジャニスを救おうとする。子供たちを守ろうとするシスター。
館の妻の悲しい過去。アナベルを封印しようとする人形師の夫。そしてシスターの決断。あれは仕方ない。あの決断が悲しくて、どうしようもなくていい。
ジャニスはどうなったのか。その答えもすぐに出る。
孤児院にいる少しはにかむ可愛い少女を、引き取ろうとする夫婦。微笑ましいシーンのはずなのに、少女が名乗ったその名のせいで微笑ましいどころか、ぞっとするシーンに代わる。
その数年後、アナベル死霊館の人形へと繋がるシーンへ。
どの役もよかったけれど、ジャニスとリンダが特に好き。ジャニス役は、タリタ・ベイトマン。リンダ役は、ルル・ウィルソン。
人形師役はウィズ・アウト・トレースのアンソニー・ラパーニア。人形師の妻役にはロード・オブ・ザ・リングや女と女と井戸の中のミランダ・オットー。