ザ・ミスト

原題は霧の中らしい。なんでミストにしたかなー。007のオルガ・キュリレンコ出演。

ザ・ミスト(吹替版) - ロマン・デュリス, オルガ・キュリレンコ, ギョーム・ルマン, ダニエル・ロビィ
ザ・ミスト(吹替版)

◆制作
原題:Dans la brume/Just a Breath Away 2018年 フランス・カナダ

◆キャスト
ロマン・デュリス
オルガ・キュリレンコ
ファンティーヌ・アルドゥアン
ミシェル・ロバン

◆あらすじ
マチューとアナの間に生まれた娘は、生まれた時から隔離された装置から出られない病気だった。2人は娘の治療法を探していた。そんな時、地震が起こり地下から霧が発生する。その霧には毒が含まれているらしく、吸ってしまうと命を落とす。

夫婦は3階の親切な夫婦の部屋に避難。娘は2階の装置の中。そのうち、娘の命を守る装置のバッテリーが切れる時間が迫ってくる。

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せっかくオルガ・キュリレンコさんみたいな女優さんを使っているのに、話の辻褄が合わなすぎる。毒の霧を吸うと亡くなるという事になっているのに、平気な犬と亡くなる犬がいる。マスクもなしに、霧の中長い時間動いてるのに平気とか。無駄なシーンが多かった気がする。父親が霧の中走って、何故か川に落ちたり防護服を持って帰ったら、使えないとか。

そして何より、ラストシーン。これまでの父と母の苦労は、母の死は何の為だったのか。観た時間返せーと言いたくなるがっかり感。

1つだけよかったシーンは3階の老夫婦かな。もう十分生きたからと逃げずに残ると言うおじいちゃん。おばあちゃんは、おじいちゃんを信じきってて手を繋いで、眠るように死に身を任せる。信じられる相手がいるって素敵。