警察署長、間が抜けてて可愛すぎw
◆制作原題:Gogol. Viy 2018年 ロシア
◆キャスト
次なる犠牲者を防ぐ為に、ディカーニカ周辺に住む若い女性を全員監視下に置く。だが、その頃、村では魔女ハンターによって捕えられた魔女が凶悪なクリーチャーである妖怪ヴィーを呼び寄せようとする。
ゴーゴリは魔女ハンターと共に古い教会にとどまる。
***
村に悪魔の男がやってくる。彼の目的は人々を堕落させること。村にいる姉妹の姉は恋人がいたが、父からお金持ちと結婚させると言われていた。
探偵グローがいなくなり、ゴーゴリは探偵の鞄を開けこれまで3人の女性は祝祭日に殺されていると気付く。そして4人目の祝祭日は数日後に迫っていた。
ゴーゴリは手がかりを求めて、水の精に会い秋に咲く花の事を聞く。秋に咲く花と言われる血の花は、年に一度だけ咲く。その日は次の祝祭日だった。血の花の下には黄金が眠るが、その花を摘めるのは罪のなき人だけで、黄金を掘り起こすためにはもう一人罪なき人がいると言う。
そしてその祝祭日に姉妹の妹は悪魔の男に囚われる。そして姉の恋人に悪魔の男は囁く。妹を殺せば黄金が手に入ると。迷っている恋人の前にゴーゴリが現れ、妹が殺されるのを阻止するが妹は瀕死。昔患者を助けられず自信を無くしている医者に、人の命は神様が決めるものだ。あなたのせいじゃないと話し、医者と共に妹を助ける。4人目は阻止したと思っていたら、別の女性が黒騎士の犠牲になっていた。
4人目を守れなかったゴーゴリは、村の周辺の30歳以下の女性を集めて守ろうと考えていた。7件の家に、黒騎士の印が血で描かれた。リザの家にも印が描かれ、彼女は8人目だとゴーゴリは思う。
そこで、警察署長と話し、リザをはじめ8人の女性を村のはずれの農場に隠すことにした。
だが、リザの夫の反対にあい、集められたのは7人の若い女性達。
一方、村に住む少女バリシナは、お使いの途中で小さな家を覗いてしまう。そこには犬を吊るし血を貯めている女がいた。その時ウリアーナという女に声をかけられる。
バリシナは父親にウリアーナは悪魔なのかと聞く。その話を父親はゴーゴリに話した。ゴーゴリが家を見に行くとウリアーナは、神学者でもある祈祷師に殺されていた。彼が言うにはウリアーナは魔女で、彼女をおとりにして妖怪ヴィーを封じたいと。それにはゴーゴリの力が必要で力を貸してくれと。
一方、農場では女性たちが黒騎士の被害にあっていた。彼女達の家に印をつけて、農場に集めさせたのはゴーゴリの計画だと思った所長はゴーゴリを探す。その頃、ゴーゴリは祈祷師と共に教会で妖怪ヴィーを封じていた。ヴィーを倒した時、ゴーゴリは自分の出生の秘密を知る。
このシリーズが面白いのは、黒騎士の話と別の魔物の話が同時進行するので、ハラハラが2倍になるところだろうな。両方の話をいったりきたりして見せるので、飽きる暇もない。2作目は警察署長のおバカぶりが笑えた。なんとか自分で解決しなきゃというのはわかるけど肝心なところで間が抜ける。なのになんだか憎めない。血の花やヴィーのデザイン、好きだな。