久しぶりに気持ちいいロマンス映画だったなぁ。
◆制作
原題:P.S 2004年 アメリカ
◆キャスト
大学の入学選考部部長として働く39歳の独身女性ルイーズが恋に落ちたのは、20年前に亡くなった恋人に瓜二つの15歳年下の青年スコット。面影も初恋の相手にそっくりだが、彼は15歳年下だった。
原題:P.S 2004年 アメリカ
◆キャスト
ローラ・リニー
トファー・グレイス
ガブリエル・バーン
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ポール・ラッド
ロイス・スミス
ベッキー・ニュートン
◆あらすじ大学の入学選考部部長として働く39歳の独身女性ルイーズが恋に落ちたのは、20年前に亡くなった恋人に瓜二つの15歳年下の青年スコット。面影も初恋の相手にそっくりだが、彼は15歳年下だった。
真実の行方、エミリーローズのローラ・ロニ―。(あの役も知的でよかった)モナリザスマイル、スパイダーマン3のトファー・グレイス出演。
***
主人公のルイーズも15歳年下の青年スコットもいいけど、もう一人好きなのがルイーズの親友。すごく正直で自分をわかってる。だから意地悪も出来るがルイーズの背中を押すことも出来る。友達としては最高。
年下の男性に恋をしたルイーズの大人の可愛さが出てた。若くない、同じ年にはなれない。だからこそ見える事もある。それだけの年の重ね方はしてきた。それでも怖い。いや、だからこそ怖い。怖いもの知らずな年代じゃない。傷付いてもきた。そーいう大人になったからこその戸惑い若さへの気後れが、はかない大人の可愛さに繋がってた。
スコットはまったく逆。この対比がよかった。スコットは若い。未来は不安と希望で輝いてる。ただ、スコットには、若さゆえの愚かさは少ない。知性が感じられる。それは彼が絵を描くからかもしれない。人を観察し、自分を見つめてきたからなのかもしれない。
まっすぐで新鮮な果実のようなスコット。観終わった後が爽やかだったのは、スコットの爽やかさによる所が大きいかな。ちょっと出来すぎなストーリーだけど、そーいうのを許せるほどよかった。