消された真実 グリニッチ殺人事件

 LAW & ORDER:性犯罪特捜班でステーブラー刑事を演じていたクリストファー・メローニ。この映画ではマーク・ファーマンというちょっと真面目な刑事さんを演じてる。


◆制作
原題:Murder in Greenwich 2002年 アメリカ

◆キャスト
マーク=クリストファー・メローニ(LAW & ORDER:性犯罪特捜班)
スティーブ=ロバート・フォスター(サイコ)
マーサ=マギー・グレイス(トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1)

◆あらすじ
1975年にコネティカット州グリニッチで起きた少女殺人事件は20年以上の時が経っても未解決のままであった。被害者の隣人であるロバート・ケネディ元上院議員の妻の甥であるトミー・スケイクルなど3人が容疑者となったが、証拠不十分で立件できない。

O・J・シンプソンの裁判でその発言が問題となり、刑事を辞めたマーク・ファーマンは真犯人を見つけるべく事件の再捜査を開始する。何者かの圧力で封じ込められていた事件は、徐々にその真実を現し始め、意外な容疑者が浮かんでくる。

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10代の少女が殺される。周囲はお金持ちが暮らす住宅地。殺された少女の向かいには、元だったかな?大統領の遠縁にあたる一家が住んでる。そういう住宅地なのが、捜査に影響を与えたのかもしれない。そうじゃなかったら、20年以上も未解決のままじゃなかったかもしれない。

わかってしまえば、なのか描き方がまずかったのか、そう複雑な事件には感じられなかった。10代の子供から大人になる多感な時期に起こる騒動の1つ。それが、不幸にも取り返しの付かない事件に発展してしまった。そういう感じ。

多分、何年か無事に過ぎれば、あんな事もあったなって事のひとつだっただろうに、それまで蓄積してきた感情があそこで一気に爆発しっちゃったのね。