デスノートでもライヤーゲームでもなく、デスゲーム。
◆制作
原題:STAY ALIVE 2006年 アメリカ
◆キャスト
ハッチ=ジョン・フォスター
ルーミス=マイロ・ヴィンティミリア
◆あらすじ
ハッチのゲーム仲間の一人で友人のルーミスが謎の死を遂げた。暗い気持ちで葬式に出席したハッチはルーミスの妹から、彼が死ぬ直前までプレイしていたという「Stay Alive」というビデオゲームを譲り受けた。
好奇心からゲーム仲間と供にビデオゲームを始めた。そのゲームは17世紀に実在した「血の伯爵夫人」の異名を持つ冷酷な連続殺人鬼を追うというもので、みんな夢中になってしまう。ところが、ゲーム中で自分のキャラクターが死ぬと、プレーヤーも同じ方法で死んでゆくという恐ろしいゲームだった。生き残れるのか。
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全米3位を獲得したとか。ゲームと同じように亡くなっていき、そのうちゲームが現実か、みたいになっていくのは、リングに似てるなと思った。リング(日本版)の方がずっと面白かったけど、デスゲームの方がおどろおどろはしてないかも。
最期はありきたり。他にもっていきようがないかも。最期のシーンを削って、血の伯爵夫人の話をも少し詳しくやってくれるか、ゲームを作った人の事を入れてくれるか、どっちかしたらもっとよかったかも。
血の伯爵夫人、エリザベス・バートリーがベースなのは明らかだけど、誰もが彼女を知ってるわけじゃないし、あの話を詳しくやった方が、怖さは倍増した気がする。
もしくはエリザベスにはまって、彼女をテーマにゲームを作ったその人の気持ち悪さを出すか。エリザベスが出てるって気づかない人もいるかもってぐらい、そっちはサラッとしか出てない気がする。