レンブラントの夜警

この絵に何が隠されているのか、というのを読んだら知りたくなった。

レンブラントの夜警 [DVD]

◆制作
原題:Nightwatching 2007年 カナダ・フランス・ドイツ・ポーランド・オランダ・イギリス

◆キャスト
レンブラント=マーティン・フリーマン(SHERLOCK)
サスキア=エヴァ・バーシッスル

◆あらすじ
オランダで一流肖像画家として、ヨーロッパ中にその名を轟かせるレンブラント。妻サスキアをマネージャーにビジネス面でも成功。待望の男児も得て、栄華を極めた日々を送っていた。

そんな彼に、アムステルダムの市警団から集団肖像画製作の依頼が舞い込む。彼はモデルの実像に迫るために市警団の人々に近づくが、そこで見たのは。

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正直なとこ、楽しめなかった。男優さんも女優さんも、あそこまで裸体を晒して演じてくれたのに、楽しめなかったなんて申し訳ないけど。時代の雰囲気みたいなものとか、美術、デザインみたいのは楽しめたかな。

レンブラントがあの夜警を書きたかったのって、ただの正義感だけじゃないと思う。もしただの正義感だけなら、書かない方が良かったと思う。喜ぶ人間はいなかっただろうし。

でも、それだけの絵なら、人の心はうたないだろう。何かを生み出すってそんなに単純じゃないし、そこが伝わってこなかったな。すごく人間くさい話なので舞台仕立てじゃなくドラマ仕立てで観たかった。これは好みなんだろうけど。

シャーロックでワトソン役をやったのが、2014年。この映画のレンブラントを演じたのが2008年。知った顔を見つけるとちょっと嬉しくなるな。