監督は死霊館のジェームズ・ワン。
途中までは、ネタがばれるまではよかったな。主役のアナベル・ウォーリスさんがわりとよかった。
お腹に子供がいるのに、夫はマディソンに暴力をふるう。マディソンは病院に運ばれ、夫は死亡する。マディソンの妹のシドニーが病院へ来るが、そこで姉は夫に受けた暴力も何度かの流産も話していない事がわかる。
何故、妹にすら話さないのか。
妹は母と話すのだが、そこで姉は養子だと知る。マディソンの出生の秘密、それこそが次々と人が死ぬ理由ともいえる。
バニシング・ツイン(寄生性双生児)という着眼点はいい。ただ、どっちかにして欲しかったなと思う。現実世界での話なら、あの怪物めいた力は違和感が出る。ガブリエルだって人間だし、あの力はないだろう。頭の中の世界にするなら、わからん事もないかな。ありきたりかもだけど。恐ろしい怪物の話にするなら、話が現実に縛られすぎたかな。ガブリエルが宇宙人でも納得しそう。
ただ、映像やアクションはよかった。アナベルさん、恰好よかった。
「アナベル死霊館の人形」の時の、かよわい妊婦さん役と同じ人には見えないぐらい。
ただ、1度見てしまってネタがわかってしまうと面白さが半減しちゃいそう。