若い時見てたら、リアルに考えただろうなー。最初に観たのは15年ぐらい前か。ナタリー・バビットの児童書がベースらしい。
◆制作
原題:Tuck Everlasting 2003年 アメリカ
◆キャスト
ウィニー=アレクシス・ブレデル
ウィニーの母=エイミー・アーヴィング
ウィニーの父=ヴィクター・ガーバー
ジェシー=ジョナサン・ジャクソン
ジェシーの父=ウィリアム・ハート
ジェシーの母=シシー・スペイセク
◆あらすじ
森の不思議な水、永遠の命を得られる水を飲んでしまったタック家の人々。そんなタック家のジェシーと恋してしまうウィニー。だが、ウィニーの両親は、娘が誘拐されたのではないかと思う。
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2人のピュアな感じがきれいだったな。配役ぴったりな気がする。永遠の命の水が欲しくて卑怯な手段を使う大人とか、ディズニーらしいアクセントはきっちりあった。
タック家が追われた時、ジェシーはウィニーにあの水を飲んでと言う。水を飲めば、ジェシーとウィニーはともに生きられる。永遠に生きながらえる。その年齢のままで。若いままでいられる。
けれど、ウィニーはそうはしない。永遠に永らえる事が、若さを保つ事がすべてじゃない。
その事にウィニーは気付いているから。
若い頃って、こーいう事をよく考えたなーと思ってみてた。自分が生まれてきたのは何の為かとか。今考えると、幼すぎて笑ってしまうけど、あの時期にあれこれ考えた事が、その後に役だった事を考えると、あれはあれで悪くなかったのかもしれない。
その時期にしか出来ない事ってあるんだろうな。