退屈はしなかったかな。ドイツのホラー。
◆制作
原題:Antikörper 2005年 ドイツ
◆キャスト
マイケル・マルテンス警官(ヴォータン・ヴィルケ・メーリング)
ガブリエル・エンゲル殺人鬼(アンドレ・ヘンニッケ)
ザイラー(ハインツ・ホーニッヒ)
ルーシー(ニーナ・プロル)
シュミッツ巡査(ノーマン・リーダス)
◆あらすじ
少年の血で絵を描くサイコキラーのガブリエルは、12人の被害者を出し捕まった。ニュースはドイツ中に広まった。
ベルリン近くの小さな村に住む警官のミハエルは、自分の村で起きた少女殺害もサイコキラーの犯行ではないかと犯人に面会しようとする。少女は息子の友達だった。少女殺害の犯人を知っている、自分は目撃者だとミハエルに告げる犯人。
ミハエルに関心を示す犯人を見て、連邦捜査局はミハエルを利用し殺人鬼から情報を聞き出そうとする。それが狂気という名の心理ゲームのはじまりだった。
***
二番煎じな感じがぬぐえなかったのは、ちょっと残念だったかな。悪が伝染していく様子が、もう少し明確だともっとよかったかも。
サイコキラーの犯人役さんがわりとよかったのに、レクター博士のコピーみたいな構成になっててもったいない。
証拠の解釈によって犯人まで違ってしまう、そういうプロットは好き。ただラストシーンに向けての展開は、どう見てもセブン。結末だけを変えた感じに思える。
かなり好きなんだけど次に期待かなー。次があるかどうかはしらんけど。