「戦場のピアニスト」を撮ったロマン・ポランスキー監督の妻で、女優だったシャロン・テートが、カルト集団マンソン・ファミリーに惨殺された事件をもとに、彼女の最後の日々を描いたサスペンス。
◆制作
原題:The Haunting of Sharon Tate 2019年アメリカ
ハリウッド・リール・インディペンデント映画祭」で、最優秀監督賞、最優秀ホラー映画賞、最優秀主演女優賞を受賞。
◆キャスト原題:The Haunting of Sharon Tate 2019年アメリカ
ハリウッド・リール・インディペンデント映画祭」で、最優秀監督賞、最優秀ホラー映画賞、最優秀主演女優賞を受賞。
女優シャロン・テート(ヒラリー・ダフ)
シャロンの友人アビゲイル・フォルジャー(リディア・ハースト)
シャロンの友人アビゲイル・フォルジャー(リディア・ハースト)
シャロンの元恋人ジェイ・セブリング(ジョナサン・ベネット)
アビゲイルの恋人ヴォイテック・フライコウスキー(パヴェウ・シャイダ)
管理人の代理スティーヴン・ペアレント(ライアン・カーギル)
◆あらすじ
丘の上の邸宅に、映画監督のロマン・ポランスキーと結婚したシャロン・テートは引っ越してきた。彼女は現在、妊娠8か月。夫のロマンは、仕事でロンドンに出かけていて不在だった。家にはロマンの友人のヴォイテックと財閥の女相続人アビゲイル、シャロンの元婚約者のジェイがいて、ロマンの帰りを待っていた。
◆あらすじ
丘の上の邸宅に、映画監督のロマン・ポランスキーと結婚したシャロン・テートは引っ越してきた。彼女は現在、妊娠8か月。夫のロマンは、仕事でロンドンに出かけていて不在だった。家にはロマンの友人のヴォイテックと財閥の女相続人アビゲイル、シャロンの元婚約者のジェイがいて、ロマンの帰りを待っていた。
家の周りに知らない人達がうろつき、愛犬が亡くなる。家の中でチャーリーという名の男が作った音楽が再生され、シャロンは自分が死ぬ恐ろしい夢を見るようになる。
***
この映画でシャロン・テート事件を知った。現実の話なのか夢の話なのかわからず、ただシャロンが怯え恐ろしい場面だけが繰り返される。よくわからないなと思っていたら、最後のあたりでシャロンが自分の遺体を見下ろしているシーンになって、そういえば冒頭、警察が窓の外でうろうろしてたなと思い出した。夢も現実もない。最初からシャロンは亡霊だったのだなと納得した。
マンソンという名前は恐ろしい人として記憶していたけど、何をした人なのかはさっぱり覚えてなかったので検索した。この映画の勿体ない部分はこれだろうな。皆が知っている前提で作られている気がする。それだけ有名な事件なのだろうけど、知らない人もいるだろうからわかるように作られていたなら、もっと怖さが伝わった気がする。調べてみたらカルト教団のリーダーだった。シャロン・テートはそのカルト教団の信者たちに殺されていた。しかもきっかけは前の住人、理不尽すぎる。
それを知ってしまうと映画の場面が恐ろしく思えた。実際に彼女は恐ろしい目にあったと思うと感じ方が変わってしまう。管理人のスティーブン、まだ若くて彼女がいなくて機械いじりが好きで、女優さんに会えて役に立つことがあったら言ってくださいっていうような、素朴でいい青年なのに、巻き込まれてしまった。実際はどうだったのかわからないけど、映画の中のスティーブンがひどい目にあったのは悲しかったな。
それを知ってしまうと映画の場面が恐ろしく思えた。実際に彼女は恐ろしい目にあったと思うと感じ方が変わってしまう。管理人のスティーブン、まだ若くて彼女がいなくて機械いじりが好きで、女優さんに会えて役に立つことがあったら言ってくださいっていうような、素朴でいい青年なのに、巻き込まれてしまった。実際はどうだったのかわからないけど、映画の中のスティーブンがひどい目にあったのは悲しかったな。
マンソンより信者の方が理解できない。狂信的というんだろうか。誰かの言いなりになって取り返しのつかない罪を犯す。自分の人生もだめになっちゃうのに、誰かの言う事を信じ切って罪を犯すなんて。そう思うのは洗脳されてしまうぐらい口の上手い人に会った事がないからだろうか。それとも信じやすい性格とかがあるんだろうか。
主演のヒラリー・ダフさん、可愛いなと思う。歌も歌っていると解ったのでちょっと聴いてみた。私の好みからは外れていたけど、声は可愛いかった。