群ようこ/本は鞄をとびだして 8月 24, 2018 肩の力が抜けてて好き。本は鞄をとびだして◆制作1995年 日本 新潮文庫◆内容フィッツジェラルドを読んで隣室の女子大生の奔放な異性関係に憤り、ヘミングウェイを読んで理想の死に方を考える、海外小説読書エッセイ。***くすくすと笑ってしまう話が多くてよかった。 チェツオーラのやし酒飲みは読みたくなったほどわくわくしたし、ドストエフスキーの賭博者とグリム童話の話は、私も同じーと共感してしまった。 ヘミングウェイのキリマンジャロの雪のあたりは、似てるけど微妙に違うわと思った。この本を読むと、まだ巡り合えてない面白い本がたくさんあるんだろうなーと思う。 Related Posts芦花公園/異端の祝祭スティーヴ・マルティニ/沈黙の扉ユッシ・エーズラ・オールスン/特捜部Qー檻の中の女トマス・H・クック/サンドリーヌ裁判京極夏彦/今昔百鬼拾遺 河童Simple Related Posts Widget