群ようこ/本は鞄をとびだして
肩の力が抜けてて好き。
チェツオーラのやし酒飲みは読みたくなったほどわくわくしたし、ドストエフスキーの賭博者とグリム童話の話は、私も同じーと共感してしまった。
ヘミングウェイのキリマンジャロの雪のあたりは、似てるけど微妙に違うわと思った。この本を読むと、まだ巡り合えてない面白い本がたくさんあるんだろうなーと思う。
◆制作
1995年 日本 新潮文庫
1995年 日本 新潮文庫
◆内容
フィッツジェラルドを読んで隣室の女子大生の奔放な異性関係に憤り、ヘミングウェイを読んで理想の死に方を考える、海外小説読書エッセイ。
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くすくすと笑ってしまう話が多くてよかった。
チェツオーラのやし酒飲みは読みたくなったほどわくわくしたし、ドストエフスキーの賭博者とグリム童話の話は、私も同じーと共感してしまった。
ヘミングウェイのキリマンジャロの雪のあたりは、似てるけど微妙に違うわと思った。この本を読むと、まだ巡り合えてない面白い本がたくさんあるんだろうなーと思う。
