スター・ウォーズのアナキン役、ヘイデン・クリステンが息子役。父親役はケヴィン・クライン
◆制作
原題:Life as A House 2001年 アメリカ
◆キャスト
ケヴィン・クライン
ヘイデン・クリステンセン
クリスティン・スコット・トーマス
ジェナ・マローン
◆あらすじ
長年勤めた建築事務所を解雇され、ガンの告知をうけ余命三ヶ月と宣告された42歳のジョージ。残り三ヶ月、ジョージは反抗期でぐれてしまた息子を無理やりまきこみ海辺にある父から譲り受けた家を建て直そうと考える。
***
人との付き合いで何が大事なのか。ジョージは聖人君子じゃないから、我がままで横暴な所もある。でも、きちんと人と向き合っていく。
ドラッグをやる息子にそれはいけないのだと捨てるけれど、服や髪の事は好きじゃない事をはっきり伝えてもやめろとは言わない。
性格の悪い所を指摘されても、これが俺だと改めようとはしないが、体に悪い事をしてると指摘されてそこは反省してやめてしまう。
ドラッグをやる息子にそれはいけないのだと捨てるけれど、服や髪の事は好きじゃない事をはっきり伝えてもやめろとは言わない。
性格の悪い所を指摘されても、これが俺だと改めようとはしないが、体に悪い事をしてると指摘されてそこは反省してやめてしまう。
何が基準なのかを描いてるあたりがいい。もう1つよかったのが、口だけで息子を説得しようとしない事。最初は、ガンで余命三ヶ月だと周りは知らない。ジョージも言わない。
どんどん家を壊して、立て直そうと朝から晩まで働く。そんなジョージに、最初は呆れ顔で反抗してた息子も心を開いていく。ところが、ジョージの体調が悪くなっていく。
その異変に、周囲は彼が病気で治ることのないガンだと知ってしまう。それでも、起き上がれれば家を直そうと動き出すジョージ。父と仲良くなり大切に思い始めた途端に父の余命を知らされるなんてと息子はあれる。
あれるけれど、知らないよりはよかったのだと思う息子。
どんどん家を壊して、立て直そうと朝から晩まで働く。そんなジョージに、最初は呆れ顔で反抗してた息子も心を開いていく。ところが、ジョージの体調が悪くなっていく。
その異変に、周囲は彼が病気で治ることのないガンだと知ってしまう。それでも、起き上がれれば家を直そうと動き出すジョージ。父と仲良くなり大切に思い始めた途端に父の余命を知らされるなんてと息子はあれる。
あれるけれど、知らないよりはよかったのだと思う息子。
このあたりがせつない。触れ合える時間がそれほど残されていない。最期には息子の力を借りて、別れた妻とか周囲の力も借りて家は完成する。
家を建て直す中で、働く喜びや周囲の人と分かち合う感情を息子が知っていく度ジョージの目が細くなる。
余命を考えた時、自分が息子にしてやれることを考えたんだろうな。すごく切なくて胸が熱くなる。
家を建て直す中で、働く喜びや周囲の人と分かち合う感情を息子が知っていく度ジョージの目が細くなる。
余命を考えた時、自分が息子にしてやれることを考えたんだろうな。すごく切なくて胸が熱くなる。