全4話。ちょっと作り方が勿体なかったかな。
◆制作
原題:La Forêt des disparus 2023年 フランス、ベルギー
◆キャスト
◆あらすじ
原題:La Forêt des disparus 2023年 フランス、ベルギー
◆キャスト
判事カミーユ:エレーヌ・ドゥ・フジュロール
ドイツ側の刑事エリック:グレゴリー・フィトゥーシ
ドイツ側の刑事フランツ:チェッキー・カリョ
カミーユのパートナーのマルク:ティエリ・ゴダール
ドイツ側の刑事ビルギット:アストリッド・ホウェットノール
カミーユの娘イリス:ヴィクトリア・エベル
イリスの恋人トマ:レオ・マソ
#1話 記憶を失くした判事
フランスとの国境に隣接したドイツの広大な黒い森シュヴァルツヴァルト。その黒い森の軍用地で12体の他殺体が見つかった。ドイツの州刑事局のエリック・マエス警視とフランツ・アガラント警部が、この連続殺人事件の担当となる。
一方、交通事故にあって記憶を失い休職しているフランス人判事カミーユ・アルトマンは、このニュースを報じるテレビ画面を凝視していた。
#2話 消された夜
トマから父親ベルトランを殴った時の話を聞いたイリスは、トマは悪くない。母を守っただけとトマに言う。トマの殺人関与を疑う州刑事局は、彼が潜んでいると思われるベルトランの狩猟小屋を捜索する。
またカミーユは、検視局でベルトランの遺体を見て、彼の妻やイリスから聞いた話と矛盾する点があることに気付く。そんな中、カミーユの車に衝突した車がベルトラン所有のものと確認される。車内に残された血痕は女性のものと判明する。
#3話 正義の天使
産業医に職場復帰を認められたカミーユだが、グランベールは不祥事の可能性を盾にし許可を出さない。そんな中、イリスが無断欠席していると学校から連絡が入る。さらにはハンネ・カッツから、イリスの命と引き換えにクラウス・マッハを連れて来るよう電話で要求される。
トマから父親ベルトランを殴った時の話を聞いたイリスは、トマは悪くない。母を守っただけとトマに言う。トマの殺人関与を疑う州刑事局は、彼が潜んでいると思われるベルトランの狩猟小屋を捜索する。
またカミーユは、検視局でベルトランの遺体を見て、彼の妻やイリスから聞いた話と矛盾する点があることに気付く。そんな中、カミーユの車に衝突した車がベルトラン所有のものと確認される。車内に残された血痕は女性のものと判明する。
#3話 正義の天使
産業医に職場復帰を認められたカミーユだが、グランベールは不祥事の可能性を盾にし許可を出さない。そんな中、イリスが無断欠席していると学校から連絡が入る。さらにはハンネ・カッツから、イリスの命と引き換えにクラウス・マッハを連れて来るよう電話で要求される。
カミーユはドイツ警察に助けを求め、クラウスを黒い森へ連れて行くことに。イリスと、ともに捕らわれていたトマは解放される。
#4話 ワルキューレ
#4話 ワルキューレ
カミーユとマルクが病院を訪れた時、既に姿を消していたエヴァ・シュタインは、ハンネ・カッツとジャンヌ・モンタルの主治医でもあったことが分かる。そんな中、エヴァはテレビ各局に犯行声明映像を出し、ハンネも自分も男性の性暴力の犠牲者だと訴えた。
また、衝突事故の記憶が戻ったカミーユは、警察に連絡しようとしたところをジャンヌとレアに拉致され、裁判所へ連れて行かれる。
***
黒い森に12人の被害者。連続殺人事件、シリアルキラーかなと思っていたら違った。
判事カミーユの近所にDV被害にあう母と息子がいた。ある晩、親子がカミーユに助けを求めてきた。その息子とカミーユの娘は恋人になる。カミーユの事故、それによる仕事の不調、思春期の娘、パートナーとの関係と混乱した状況に黒い森殺人事件が関わってくる。
ストーリーそのものは悪くはないはずなのだけど、余計なシーンも多い。カミーユのパートナーマルクが患者に誘われたり(マルクは整骨師みたいな感じ)ドイツの刑事フランツが、娘とオンラインで話すシーンとか。
ネタバレになっちゃうけど、簡単に言うとDVやレイプで虐げられた女性たちが事件を起こしてた。犯人は1人じゃないので、被害者は女性への加害という共通点はあっても、直接関係がなくて繋がりが解りにくくもなっている。犯人の何人かがカミーユの上司を射殺して、世間に訴えようと言うが、カミーユはそれでは世間の共感は得られないと説得する。あのシーンは好き。暴力の被害者が暴力で訴えれば、加害者としての部分が印象に残ってしまい、被害者の部分が薄れてしまう。怒りは最もなんだけど。
事件を中心に描いて欲しかったな。事件8その他を2ぐらいにしてくれると見やすいのにな。3話目だったかな。フランツの「しまった」には笑った。あのシーンだけでも見れてよかったな。