ブルークラッシュ

海がきれいで怖い。


◆制作
原題:Blue Crush 2002年 アメリカ

◆キャスト
ケイト・ボスワース
ミシェル・ロドリゲス
サノー・レイク

◆あらすじ
パイプライン・マスターズというサーフィンの大会に挑む、サーファーガールの恋と友情。

***

失敗した時、荒れ狂う海の中が怖いぐらいにきれいで、そんな荒れ狂う海の中で海上目指して必死に浮上。浮上したかと思うと次の波が襲ってくる。海の中と海面の映像がうまく繋がってて、側で見てるみたいな感じが良かった。

とても痛快だったのが、彼に誘われてパーティーに行った時のシーン。周りの女性は、彼女の服装を笑ったり一時の遊びよねみたいに言ったりする。靴だけはよかったって言うのを聞いて、靴を脱いで相手に押し付け、裸足のまま無言で海に向かっちゃう。

人に見せびらかすつもりなら、ブサイクより美人の方がいいやろし、センスがいい方が見栄えはするやろし、スタイルがいい方が綺麗に見えるかもしれない。けど相手に惹かれるのは、そういう事じゃないもんね。顔が綺麗、スタイルがいいと言っても全ての人に好かれるのは無理。好みの顔ってある。好みの笑い方ってのもあったりする。

好きな事をしてる、楽しめる事を知ってる方が私も好き。パーティーにいる彼女より、波に命がけで向かって行く彼女の方が、数倍輝いてる。仲間の助けを借りて、大波を制してガッツポーズをした彼女がすっごく可愛かったな。