ジキル&ハイド

ジュリア・ロバーツがよかった。

ジキル&ハイド (字幕版)

◆制作
原題:Mary Reilly 1996年 アメリカ

◆キャスト
メアリー=ジュリア・ロバーツ
ジキル=ジョン・マルコヴィッチ

◆あらすじ
メアリーはジキル博士の屋敷に奉公するうちに、次第に思いやりのある博士に心を開いていくようになる。しかしある日博士が助手に雇ったという粗野で下品なハイドにも、彼女はなぜか魅せられていく。

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ジュリア・ロバーツが出演する映画の中でも好きな映画。

最初、本当にジュリア・ロバーツ?と思ったほどだった。ジュリアにこんな演技が似合うなんてびっくりした。ジキルとハイドの両方(といって同じ人間だけど)に惹かれて、心の中で葛藤するメイド役。どう考えても活発な役じゃないだけに、ジュリアに似合いそうにもないなと思ったけれど、そんな事はなかった。

ジキル、ハイドを演じてるマルコヴィッチさんもよかった。化粧も効果もなく、両方を演じ分けてるのがいい。おまけに魅力的。危険なだけにちょっとドキドキ。決して派手じゃなく毒々しい演出もないけど、逆に人間くさくて好き。メイドの視点から見てるのも、入りやすかった。

この映画、お金払ってまでは私は観にいかなかったと思う。ジキルとハイドって、前にも映画になってるし内容知ってるし。それだけに観れてよかったなと思う。