ジャーロ

エイドリアン・ブロディとダリオ・アルジェント。



◆制作
原題:Giallo 2010年 アメリカ、イタリア

◆キャスト
エンツォ警部(エイドリアン・ブロディ)
リンダ(エマニュエル・セニエ)
セリーヌ(エルサ・パタキー)

◆あらすじ
イタリアのミラノで美女ばかりを誘拐して殺害する、連続殺人事件が発生した。犯人はタクシーで女性を連れ去っていた。
モデルの妹セリーヌと連絡が取れなくなった姉リンダは警察へ行くと、猟奇殺人専門のエンツォ警部がいて、妹を助けて欲しいとリンダは頼む。警部は連続殺人事件と関連してると考え捜査を始めた。

***

サスペリアの監督、ダリオ・アルジェントが、ジャーロと呼ばれる連続殺人鬼を描いたスリラー作品だという。サスペリアは好きな映画なので、ちょっと期待してたのだけどがっくり。

妹を探してる姉が警部の部屋でうたた寝したり、瀕死の状態で見つかった被害者の声を録音するだけで質問すらしなかったり、あり得な~いと叫びそうになったw

犯人がなんというか。やってる事は残虐なのだけど顔が思いっ切り作りもので、ロッキーの時のスタローンに似てるというか、なんというか怖くなかったりする。

警部の過去ってのが出てきたりするんだけど、これがまたあり得ない。警部さんが子供?少年?の頃に人を殺してて、それを警察の人に見つかってるのに逮捕もされてない。というかなんで警察官になれるのさ。いくら復讐でもその設定はあかん気がする。