ワン・デイ 23年のラブストーリー

タイミングって大事だな。


◆制作
原題:One day 2012年 アメリカ

◆キャスト
エマ(アン・ハサウェイ)
デクスター(ジム・スタージェス)

◆あらすじ
エマと恋多き男・デクスターは出会った日に惹かれ合ったが親友として付き合う事にする。それぞれの道を行く2人。デクスターは仕事に恋に疲れるたびにエマに電話し慰められる。

エマは教師をしながらデクスターとは別の男性と同棲し、夢だった作家になる。エマは、デクスターへの想いを抱いたまま幾年も過ごし、そして。

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23回の7月15日で綴るラブ・ストーリー。

エマはデクスターにすごく惹かれてる、と同時に付き合えば自分が苦しむことも知ってる。デクスターは派手でもてる男で、エマは将来作家になりたいという夢を持ちつつ堅実な性格。

そのうちデクスターは子供が出来たと結婚する。エマは教師をしながら同棲生活を送ってる。それでも何かあれば声を聞きたくなる。だが、デクスターは仕事も家庭も上手くいかず、作家になっていたエマのところへ。エマには付き合っていた男性がいたが、離れられないとデクスターと付き合いだす。

タイミングなんだろうな。最初に付き合っていたら、エマは傷つきまくってこの恋は壊れてるかもしれない。デクスターが青年から大人に成長し、エマは自分の夢をかなえた。だからこそ2人でいる時間が幸せなものになった。それなのに悲しい結末。悲しく寂しくもあるけど、最後に残ったのは爽やかな気分だった。

アン・ハサウェイ、可愛かったなー。いたずらっぽい表情や恋する乙女の顔をしてた。ジム・スタージェスがまたよかった。ちょっといい加減で軽くて女の子にもてる感じの青年時代から、娘やエマをみる時に優しい目をする大人になってる。

撮り方も好き。プールのシーン、自転車をこぐシーン、どれも好き。