ベティ~愛と裏切りの秘書室

再放送されないかなー。




◆制作
原題:Yo soy Betty, la fea 1999年 コロンビア

◆キャスト
ベティ(アナ・マリア・オロスコ)
アルマンド(ホルヘ・エンリケ・アベリョ)

◆あらすじ
コロンビアの大手ファッション企業が舞台の、愛と裏切りのドラマ。ベティは大学で経営学を学び語学も堪能の才女だが、イケてない風貌とダサい服装センスのため就職活動をしても門前払い。だが「エコモダ」という会社の秘書としての仕事を得る。

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ここ最近、ドラマの再放送を見かけるので、ベティもやってくれないかなと期待しちゃう。

どっちもスーパードラマテレビでやってた。

アメリカ版としてアグリーベティってのもあって、ちょっと見たけど元の面白さは全然出てなかったな。

人と人の力関係が、逆転していくところとか、ちょっと大げさなのりが面白かった。主役はベティ。ブサイクだけど賢い女性という設定。エコモダという会社で、秘書をしている。エコモダはアパレルメーカー。綺麗なモデルやデザイナーがいる。そんなエコモダには、ブサイク組と呼ばれるグループがあって、モデルやデザイナーの綺麗どころと仲が悪い。きれい組とブサイク組が毎回、対決するのだけど、その対決が子供っぽくておかしかった。

ベティと同じ秘書のパトリシアはいいキャラだったな。色気があって私は学歴もあるんだからと鼻にかけるけれど、肝心な仕事が出来ず周囲に突っ込まれるw 男達はパトリシアに興味を示すが、それは女性として、否、一晩限りの相手としてで、それがパトリシアには気にくわない。こんなに美人で頭もいいのに、何故?といぶかる。最期の方では、金使いの荒さに通勤の車が無くなりそれでも見栄をはるパトリシアが、可愛いくておかしかったw

同じ秘書のベティ、ブサイクと馬鹿にされ暗い部屋で仕事をする。穴倉みたいな部屋だけど、ベティはその部屋の中で仕事をし、社長アルマンドに憧れをもつ。私が憧れたって、相手は雲の上の人。アルマンドさんは社長さんで女性の憧れの的で、会社の美人重役さんと婚約中。でも、見てるだけでいいのというベティがいじましい。

そんなベティが、アルマンドの役に立つ。最初はベティを騙して都合よく使っていたアルマンドだけど、ベティの優しさと賢さに心が安らぐようになっていく。とはいえ、騙してる以上どこで打ち明けたらいいものか。好きになるほど正直になりたくなり、正直になろうとすると、相手を失うんじゃないかと怖くなる。完全に恋だなw

その他、登場人物は面白いキャラばかり。誰一人、いらないキャラは無い。

ベティを演じるアナ・マリア・オロスコは、もともとモデルさん。わりと綺麗な人なのに、見事なブサイクキャラが見事だった。ウーゴ役の俳優さんと結婚してた時期があって、別れても同じドラマに出演とか、世間は狭かったかw