インタビュー・ウィズ・シリアルキラー

原題はザ・リバーマン。



◆制作
原題:The Riverman 2004年 アメリカ

◆キャスト
ロバート・D・ケッペル(ブルース・グリーンウッド)
デイブ・ライチャート(サム・イェーガー)
サンデ・ケッペル(キャスリーン・クインラン)
テッド・バンディ(ケーリー・エルウィス)
ゲイリー・リッジウェイ(デイブ・ブラウン)
ジョージアン・ホーキンス(サラ・マンニネン)

◆あらすじ
1982年、シアトルで起きたグリーン・リバー連続殺人事件。担当の刑事のデイブ・ライチャートは捜査行き詰り、テッド・バンディを逮捕したワシントン大学の犯罪学教授、ロバート・D・ケッペルに協力を頼みこむ。

捜査にケッペルが加わった事を知ったテッド・バンディは、協力を申し出る。ケッペルはバンディにインタビューを実施。バンディが処刑される前にバンディ自身の事件の詳細を明かしてくれる事を望む。

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羊たちの沈黙は、よく出来た映画だったんだなーと思う。中身は羊たちの沈黙と同じようなもんだと思うのに。

牢の中から助言を与えるレクター。牢の中から助言を与えるバンディ。どちらもただ助言を与えるわけじゃない。対峙した相手は、恐怖にさらされながら殺人犯と駆け引きしなきゃならない。気を緩める隙はない。

進行中の事件は、羊たちの沈黙がバッファーロービル(だったかな)今回は、グリーン・リバー。多数の売春婦を殺害してグリーン川に流したことから、この名がついてる殺人犯ゲイリー・リッジウェイ。

羊たちの沈黙は、バッファロービルを逮捕したくてレクターに近づくが、この映画は、バンディの助言が事件を解決するわけじゃない。てか、グリーン・リバーそっちのけで、バンディに飲み込まれそうになるケッペルの話。

グリーン・リバーを引き合いに出さなくても、よかったんじゃないかなーと思う。