おばさんの心地よさがいい。
生きてるといろんな事が起きてくる。友達との付き合い、家族との付き合い、家を借りたり買ったり地震が起きたり雪が降ったり。
自分ではどうしようもない事を、愚痴って楽しんで乗り越えていく私小説。
◆制作
1998年 日本 幻冬舎文庫
1998年 日本 幻冬舎文庫
◆内容
自分ではどうしようもない事を、愚痴って楽しんで乗り越えていく私小説。
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はっきり言うとおばさんくさいのです。でも、そのおばさんくささがなんともいい。ちょっとしたことで感激して涙もろくなったり、そうかと思うと理不尽な事で怒ったり。はたまた、ちょっとあつかましくもなったりする。誰だって、清く正しく美しく生きられたらいいとは思うだろうけどそう恰好よくばかりはいかない。
そんな毎日を笑い飛ばしてしまう明るさが読んでて心地よくてあったかい。ついくすくすと笑ってしまう。
はっきり言うとおばさんくさいのです。でも、そのおばさんくささがなんともいい。ちょっとしたことで感激して涙もろくなったり、そうかと思うと理不尽な事で怒ったり。はたまた、ちょっとあつかましくもなったりする。誰だって、清く正しく美しく生きられたらいいとは思うだろうけどそう恰好よくばかりはいかない。
そんな毎日を笑い飛ばしてしまう明るさが読んでて心地よくてあったかい。ついくすくすと笑ってしまう。