加藤諦三/「思いやり」の心理

悩むというほどではないけれど、ちょっともやもやする時ってある。それって何故なんだろう?参考になるかなって手にしてみた。



◆制作
1993年 日本 PHP研究所

◆内容
人間関係での心の葛藤のメカニズムを分析し、真の思いやりとは何かというテーマで書かれた本。

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いい人なんだけど、苦手というか、重たいと思う人っている。要するには合わないって事なんだなと思うので、自然に連絡を取らないようになる。

ところがこういう人に限って追いかけてくる。すがられる。余計に重たくなる。

そうなると、自然消滅出来なくなって、ばっさり切っちゃう事になるのだけど、後味が悪いというかちょっとだけ罪悪感が出る。つめたーいとか言われると余計。

なんで、こう嫌な気分になるんだろうと思ってた。もしかしたら、自分の方が間違ってる?とか思ったり、他にやりようがあるのかな?と思ったり。それがちょっとすっきりした。

もうちょっと上手にやってもいいかなとは思うけど、不器用なんだろうな。それ以外は、大体わかってる事が多かった。人間だから弱る時もあるけど、これでいいのか?って立ち止まってきちんと考える材料にはなった気がする。