何故、彼女は戻ってきたのか、何故ドアを開けたのか。
◆制作
原題:Body of Evidence 1992年 アメリカ 講談社
◆あらすじ
残された傷痕は、美人の売れっ子作家ベリル・マディソンが必死で抗い、命乞いをしながら死んでいったことを物語っていた。何故、彼女は殺されたのか。***
何故、ベリルが帰ってきたのかが知りたくて読み始めた。が、オレンジ色の繊維が何なのか。とか、原稿、いやMの話とか次々に引き込まれていった。
ベリルの精神状態が描かれている所が読みどころかな。ひと時も休まる時がない、緊張した精神状態。キー・ウェストでの日々は、何にも変えがたいものだっただろう。
そんなあたたかい人達と過ごす日々を捨て彼女は戻ってきた。その後を思うと、胸がしめつけられる。
ベリルの精神状態が描かれている所が読みどころかな。ひと時も休まる時がない、緊張した精神状態。キー・ウェストでの日々は、何にも変えがたいものだっただろう。
そんなあたたかい人達と過ごす日々を捨て彼女は戻ってきた。その後を思うと、胸がしめつけられる。