Vフォー・ヴェンデッタ

ちょっと中途半端だったかな。

◆制作
原題:V for Vendetta 2005年 イギリス・ドイツ

◆キャスト
ナタリー・ポートマン
ヒューゴ・ウィーヴィング
スティーヴン・レイ
スティーヴン・フライ
ジョン・ハート
ティム・ピゴット=スミス
ルパート・グレイヴス

◆あらすじ
独裁国家となった未来のイギリス。TV局で働くイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、外出禁止時間帯の夜に秘密警察に見つかり絶体絶命の危機に陥る。

その時、Vと名乗る仮面の男(ヒューゴ・ウィービング)に命を救われる。しかしVという男は、国家を相手にひとりテロ活動を続けて街を爆破。TV局を不法占拠し政府要人を暗殺していく。

1605年に国王の圧制に反発し国家転覆を図り失敗に終わったガイ・フォークスにならって、イギリスの反逆精神の象徴となった11月5日。Vは国民の決起を呼びかける。彼は正義の実行者なのかそれともただの犯罪者か。

***

もう少しVが革命を起こそうとした動機になった事件を描くと、Vの心情が出て感情移入しやすいかもしれない。

仮面は象徴だったし、最期で素顔をさらすかさらさないかは賛否両論だろうけど、私はさらさなくてもよかったかなと思う。

剣のシーンも装飾も格好よく出来上がってるのに、あちこちで細かい矛盾があって、気にしなきゃいいんだろうけど、1度気付いてしまうと冷めてしまう。(苦笑)

あちこちで冷める部分もあるけれど、それでも好き。