ソウ

最初が一番インパクトはあったな。

ソウ (字幕版) - リー・ワネル, ディナ・メイヤー, ケイリー・エルウィス, ダニー・グローヴァー, モニカ・ポッター, ショウニー・スミス, トビン・ベル, ジェームズ・ワン, リー・ワネル
ソウ (字幕版)

◆制作
原題:Saw 2004年 アメリカ

◆キャスト
ケイリー・エルウィス
リー・ワネル
ダニー・グローヴァー
ケン・レオン
ディナ・メイヤー
トビン・ベル

◆あらすじ
目が覚めると、古いバスルームに鎖で足を縛られていて、反対側に同じように足を縛られた男性が1人。

2人の間に死体。何が起きたのか。どうしてここにいるのか。

***

改めて観ても上手いなーと思う。自分の置かれた状況がつかめない。状況をコントロール出来ないのは怖い。予測も出来ず、対策も心の準備さえ出来ないのだから。

相手が誰かわからないってのも気持ち悪くて怖い。相手がどんな性格で、どう考えるタイプの人間なのかがわからないとやっぱり予測不能。そのくせ、相手は、自分の事を知ってるらしい。ますます怖い。

情報を小出しにされるのも、疑心暗鬼になる。目の前の男を信じていいのか、自分の知らないことがどれくらいあるのか。そういうパニック状態の中で、家族が巻き込まれている事を知る。悪夢なんてもんじゃない。絶望的。

とはいえ、ソウの犯人の理屈ってのもわかるんだよな。これが理解不能なら狂人って事で片付けられる。でも、理解できるってのは完全におかしいわけじゃなく、普通の人でもこうなる可能性があるって事。

そう考えると余計にぞっとする。