暴力の連鎖。その連鎖の先には。
◆制作
原題:A History of Violence 2005年 アメリカ・カナダ
◆キャスト
ヴィゴ・モーテンセン
マリア・ベロ
エド・ハリス
ウィリアム・ハート
◆あらすじ
妻と2人の子供たちと幸せな生活を送っていたトムはある日、強盗に襲われるものの一瞬の隙をついて強盗を射殺する。それ以後、フォガティと名乗る男が現れ、一家を執拗に追い回し始める。
そして見事な殺人術を披露するトムの正体が徐々に明らかになっていく。
***
店の客に因縁をつけられ、ウェイトレスに危害が及びそうになり、トムは相手を射殺してしまう。
トムの息子は、学校でいじめられていたが、いじめっ子を相手にしなかった。が、父の影響を受けたのかやりかえしてしまい、いじめっこに怪我を負わせてしまう。そんな息子に暴力はいけないと諭すが、自分だってと言われて、返す言葉のないトム。
暴力は暴力しか生まない。暴力で解決した事が報道され、それをきっかけにフォガティが現れ彼が終わったと思ったら、ジョーイの兄。終わる事のない暴力の連鎖。
そこから抜け出したかったはずなのに、それを切望してたのはトムだったはずなのに、暴力を回避する方法が身に付かなかったのは切ない。トムは、自分ひとりで解決しよーとしすぎた気がする。
そこから抜け出したかったはずなのに、それを切望してたのはトムだったはずなのに、暴力を回避する方法が身に付かなかったのは切ない。トムは、自分ひとりで解決しよーとしすぎた気がする。