キャストがいいなと思ってみたのだけど、ちょっと勿体なかったかな。
アメリカからスペイン郊外へ越して来たある家族が、家の中で数々の怪異現象に襲われる。
40年前の皆既日食に、7人の子供の失踪事件。そしてまた、皆既日食がやってくる。
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これだけの俳優さん達を使ってるのに、ストーリーはちょっと物足りない。せっかく日食の時の儀式なんてものを持ち出してるのに、その儀式の事が本とかでちらっと出てるだけ。その儀式をしようと思った動機も、最後の方でちらっと語ってるだけ。
これだとその儀式によってもたらされる恐怖が伝わりにくかったのも無理ないかも。怪奇現象も、怖そうに作ろうとしてはいるけれど、見慣れた感じであまり怖いとは思えなかった。
エンディングも、これで終わり?な感じだった。残念。
バッド・エディケーションの頃、貴公子と言われたフェレ・マルティネス、そして妖艶なレナ・オリン。俳優さん達がみられただけでいいという事にして満足しとこうかな。