胆嚢摘出と虫垂切除を同時に腹腔鏡手術体験記ー経緯ー

最初は帯状疱疹だった。

病院


はじまりは背中右側に出来た湿疹。1つだったはずが6個に増えて帯状疱疹を疑って病院にかかった。その時、虫垂炎も見つかった。虫垂炎は抗生剤で抑え(薬で散らしたと言われる状態かと思う)ついでなので血液検査もしておきましょうという事になった。

虫垂炎と帯状疱疹

後日、血液検査で腫瘍マーカーが基準値を超えている事がわかった。そこで胃カメラと大乗カメラの予約が入る。混んでいるらしく検査は数週間後になった。

その間に、一度落ち着いたお腹が張って痛む症状がぶり返した。検査が出来る病院へ救急扱いで回される。CT検査の結果、胆のうに石が1つと思われていたのが2つ見つかる。緊急ではないけど胆嚢摘出した方がいいかもよと助言される。この時点で摘出は怖いので嫌だなと思っていた。

そうこうしている間に胃カメラと大腸カメラの検査の日がやってきた。

大腸カメラは問題なし。胃カメラで粘膜下腫瘍が見つかる。十二指腸のわりと面倒な場所。しかもわりと大きめ。検査した医師の話では脂肪種。そんなに心配はないだろうという話だったのだが、検査結果が最初の病院に戻った時点で、もしかしたら違うかもという話になり、検査した病院のその方面に詳しい医師への紹介状を出された。

予約の日に詳しい医師の診察を受けた。粘膜下腫瘍は間違いなく脂肪種なので経過観察、だたし、胆嚢は摘出しましょうという話になる。放置して破裂すると腹膜炎になったりして危険な状態になるよとの事。ついでに虫垂も切除しましょうという話になり、あれよ、あれよと入院と手術の日が決まった。