61*

野球ってあんまりいいイメージがない。父は娘たちと一緒にテレビを見ない人で野球がはじまると、テレビ前は父が占領してたから。でも、この映画は好き。


◆制作
原題:61* 2001年 アメリカ

◆キャスト
バリー・ペッパー
トーマス・ジェーン
アンソニー・マイケル・ホール
リチャード・メイサー

◆あらすじ
1927年にベーブ・ルースが1シーズン60本塁打という記録に挑んだロジャー・マリスとミッキー・マントルは、極度のプレッシャーに直面。彼らの挑戦と苦悩を描く。

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グリーンマイルで看守役した、バリー・ペッパーにドリーム・キャッチャーのトーマス・ジェーンが熱演。 野球にあんまりいいイメージがないけど好き。

極度のプレッシャーの中、トーマス演じるミッキーがバリー演じるマリスに、自分の体験を話して励ますシーンがある。派手さはないシーンだけど、じんわりくる。

マリスがストレスが髪が抜けたと頭に手をやるシーンが、可愛くて好き。シーズンが進みいよいよプレッシャーが強くなる中、マリスが奥さんに電話して来てくれというシーンもいい。

マリスってシャイな性格らしくあんまり笑わない感じだけど、ミッキーと奥さんの前では笑うんだよね。

その後、ミッキーは故障してしまい入院するが、マリスは記録を達成する。記録を達成したマリスを周囲は称えるけれど、マリスはミッキーの入院先にお見舞いに行き、ミッキーに君の力だよと言う。

本当にミッキーを兄のように思ってるんだろうな。というのがわかるのがまた好き。

ちょっとしか出てこないけど、ベーブルースの奥さんが、ベーブは喜ばないと思うよっていうシーンも、可愛くて笑えちゃった。