スケア・キャンペーン

ドッキリ返し。

スケア・キャンペーン [DVD] - ミーガン・ワーナー, オリヴィア・デヨング, イアン・メドウズ, コリン・ケアンズ, キャメロン・ケアンズ
スケア・キャンペーン 

◆制作
原題:Scare Campaign 2016年 オーストラリア

◆キャスト
ミーガン・ワーナー
イアン・メドウズ
オリビア・デヨング
シグリッド・ソーントン
スティーヴ・モウザキス

◆あらすじ
出演者をニセの心霊現象などで怖がらせて、その様子を隠しカメラで撮影するというドッキリ番組、スケア・キャンペーン。だが、最近はちょっとマンネリ気味で、過激な無料投稿動画のマスクフリークスの方が人気。

そこで廃墟となった病院を舞台に、何も知らない一般人にドッキリを仕掛けようとする。そこに現れた何も知らない一般人は、本物の殺人鬼だった。

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最初は一般人をドッキリにかけるという形で話は進むが、途中で実は出演者のエマ(女優さん)をドッキリにかけるという話だったことがわかる。

一般人も実は役者さんで、殺人鬼役でエマにドッキリを仕掛ける。エマはわりと常識的で、あまりに過激な事には難色を示す。それで彼女が標的になった気がする。

ところがそこにマスクフリークスがやってくる。彼らは平気で人を殺す集団。マスクフリークスはエマにアビィ(女優さん)かトーマス(スタッフ)を選べという。エマはアビィを選び、車に乗り込み警察に通報するという。

アビィがマスクフリークスの仲間だとわかる映像もあるし多分、彼らは危ない殺人集団ではないと思う。もしそうなら、エマを行かせたりはしないだろう。そしてエマもそのことに気付いている気がする。

テレビスタッフが作るものを素人が少ない予算とアイデアで上回る。そういう話なのかもしれないな。実際、そういう現象は起きてるわけだし。

エマがドッキリの対象だとわかった時は、嫌な感じやった。笑えるドッキリはいいけれど、やられた方が不快になるようなドッキリは、好きじゃないな。