村上春樹/もし僕らのことばがウィスキーであったなら

シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島の旅行記。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

◆制作
2002年　日本　 新潮社 

◆内容
シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島で、その地に生きる人々とウィスキーをテーマにしたエッセイ。

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アイラ島とはスコットランドの島で、ヘブリディーズ諸島の女王と言われる島なのだそうな。この島の主な産業はモルト・ウィスキーと観光なのだそうで、蒸留所や酒場の写真は雰囲気があって美しかった。この本の中では厳しいけど凛とした風景と、そこで暮らす暖かく強いアイルランドの人たちが描かれている。

お酒だけじゃなく、その場の空気が感じられるような気がする。お酒を飲まない人も、長い文章を読むのが苦手な人でも楽しめそう。