出だしは好き。
◆制作
原題:Pulse 2006年 アメリカ
原題:Pulse 2006年 アメリカ
◆キャスト
クリステン・ベル
イアン・サマーハルダー
クリスティーナ・ミリアン
リック・ゴンザレス
ジョナサン・タッカー
ロン・リフキン
ブラッド・ドゥーリフ
◆あらすじ
決して触れてはならない場所に、学生ハッカー、ジョシュがアクセスした。彼のハッキングにより解き放ってしまったもの。この世界にあふれ出たモノたち。
それに耐えられなくなったジョシュは自殺を図った。彼の死後、恋人のマティや友人はその謎を解こうとして真相を追った。手がかりは残されたPCとインターネットの中にあった。
核心に近づく彼女達の前で超常的な現象が起き始める。やがて皆が気づき始めた時は、人々が消え街は廃墟となり始めていた。
黒沢清監督の回路を、エルム街の悪夢やスクリームの脚本を手がけたウェス・クレイヴンが担当したリメイク作。
***
謎の出し方も最初はよかった。ジョシュが何者かに追い詰められていく。連絡が取れず心配した恋人が彼の部屋を訪ねる。そこには変わり果てたジョシュがいて、もう耐えられないと自殺する。
何があったの?その疑問をどうしていいのか、わからない。そのうち仲間で使ってるチャットにジョシュが。パソコンの電源が入ってるままなんだなと思って確認しに行くが、次々と変な事が起こりはじめる。
何があったの?から、何が起こってるの?に変わる。
でも、その後がなんかぐだぐだ。日本の作品を観てないからなんだけど、多分、こういう何かわからないものは日本的な方が上手いんだろうと思う。日本には昔からそういうはっきり正体がわからないけれど、怖いものってある気がする。でも、これがハリウッドで作ると、正体が明確になり過ぎて怖くなくなった感じ。ちょっと残念。