シャーク・ナイト

なんでだろう。サメって怖いのに姿がかっこいいと思うのかやめられない。でも、サメ映画でこれはいいと思う映画は少ない。


◆制作
原題:Shark Night 3D 2011年 アメリカ

◆キャスト
サラ=サラ・パクストン(トランス・ワールド)
ニック=ダスティン・ミリガン(ファイナル・デッドコースター )
マリク=シンカ・ウォールズ
ベス=キャサリン・マクフィー(スコーピオン)
ゴードン=ジョエル・ムーア
マヤ=アリッサ・ディアス
デニス=クリス・カーマック(私はラブ・リーガル)
保安官セイビン=ドナル・ローグ

◆あらすじ
美しい水と緑に囲まれたクロスビー湖にあるサラの別荘に、サラとその仲間たちが遊びに訪れた。しかし、地元に取り残された男たちは、邪悪な欲望と共に健康な肉体を持った餌食を待っていた。

本来存在しないはずの湖に解き放たれた大小様々なサメ。屈強なアメフト奨学生マリクの
腕が食いちぎられ、激しく動揺するサラたちの前に、地元のダイバー、デニスと、その仲間レッドが救助に現れる。しかし、それは。

***

期待せずに観た。サメ映画ってつまんないと思う映画も多いから。今回のも勿体ない。

1度はどこかで見たことのある俳優さん達が出てる。この後この人たちがどんな風に成長するのかは楽しみ。サメは格好良かった。ありえないぐらい早いし綺麗。でもそこまで。

お金持ちの大学生たち6人が別荘にやってくる。彼らにとっては楽園。だが、地元に残っている男性達にすれば、若く美しいビキニ姿の女性達を見る機会はあっても触れる機会はない。

その隔たりに地元の男性達の鬱憤が溜まるのは想像できる。でもサメに襲わせるほどの殺意にまでなるのは理解できない。もう1つ事件なりがあり許せないという動機があればよかったかも。というか湖であれだけサメは生きられるのかよと思うけど、そこはおいとく。

B級と言われるサメ映画の中に、ありえないと言いながら笑えるものがあるけど、今回はそれもなし。逆に笑えない。

ロスト・バケーションの方がずっとよかったな。