仕掛けた罠という文字に、つい手にとってしまった映画。
原題:Deception 2008年 アメリカ
◆キャスト
ワイアット(弁護士)=ヒュー・ジャックマン
ジョナサン(会計士)=ユアン・マクレガー
謎の女性S=ミシェル・ウィリアムズ
◆あらすじ
孤独な会計士ジョナサンは、弁護士のワイアットと知り合った。そのワイアットから秘密の会員制SEXクラブに招待されはまっていく。
ある日、クラブからきた女性と恋に落ちたジョナサン。しかし、彼女は血痕だけを残して姿を消した。
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NYで会計士をしているジョナサン、地味で大人しくわりと孤独。ある日、ワイアットという弁護士と出会う。彼はクールで自分とは正反対の男性。そのワイアットと知り合ったことでNYにある秘密の会員制セックスクラブを知るジョナサン。
孤独な生活からクラブにはまっていくジョナサン。クラブを利用する女性達は仕事を持つ女性が多かった。仕事に時間を取られる。面倒な関係はいらない。
そんな日々の中、ジョナサンは一人の女性に恋をする。そしてその女性はクラブの会員だった。彼女に本気になっていくジョナサン。だが、それはワイアットが仕掛けた罠だった。何のためにジョナサンを嵌めようとしているのか。
ヒュー・ジャックマンがよかった。Xメンの時とは印象が違う。切れ者で悪賢くてクールな弁護士が似合ってた。
ユアン・マクレガーも似合ってた。孤独で大人しい会計士。そんな大人しい男性が弁護士に誘われ会員制セックスクラブに入る。女性に不自由しなくなりしばらくは浮かれてるけど、そこに彼女が現れぴたりと遊ぶのをやめる。どこにでもいそうな男性ははまってた。
そして、会計士が恋に落ちる女性にミシェル・ウィリアムズ。この女優さん、わりと好き。
ドーソン・クリークの時も、ブロークバック・マウンテンの時もよかったけど、今回もスペインのホテルでの彼女がよかった。
最後までわりと楽しかった。ジョナサンをはめるのはきっとお金に関係することだろうと思っていた。ジョナサンは人に恨まれるような派手なタイプではないし、彼をはめるとしたらお金なんじゃないかと思えた。それも彼より彼が持っている情報、もしくはアクセスできる立場とかそういう事なんだろうと。
ただ最後が、あの終わり方はありえないと思う。最後でがっくりしちゃった感じ。最後がそれでもそこまでの描き方が好き。