メサイア血塗られた救世主/前・後編

英BBCで制作されたサスペンス・ミステリー。2011年にスーパードラマTVで放映。前・後編。



◆制作
MESSIAH: THE RAPTURE 2008年 イギリス

◆キャスト
ジョセフ=マーク・ウォーレン
メル・パルマー=マーシャ・トマソン

◆あらすじ
前編
イスラエルから帰国したイギリス人の警部ジョセフは本国の署に配属になるが、その管轄で家族四人が惨殺される事件が起きる。被害者が不自然な格好にされているのを見て、ジョセフはこれが尋常な事件でないと直感する。そして新たな殺人が起こった。

後編
犯人は被害者に7つの世界終末の兆候をあてはめ、世界の過ちの代表である人々に罰を与えているのだと推測された。その説が正しければ、残る兆候は4つであり、更に4件の殺人が行われることになるのだ。

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前編
砂に書かれたマークが何を意味するのか、あっさりと解いてしまったらその後に、それが終わりのはじまりだと思っている人がいるとわかってくる。

1時間の中に、残された砂に書かれたマークの意味を解き、主要な登場人物のキャラ、人間関係、殺人事件が3つ。被害者は7人。それ以外の事件が2つ。無駄なシーンがないわけだ。

後編
くー、惜しい。最後まで犯人がわからない、というのを期待してたのだけど、途中でわかってしもた。それでも面白い。

偽の証人あたりの話の作り方が好き。被害者が声をあげられない方が、わかる気がするし。
最後の被害者は、ちょっと切なかった。が、その凶器があったからこその次のシーン。
無駄がない。こういうドラマがまた観れるといいな。