北欧ミステリーは好き。
◆1話 白銀の闇 あらすじ
1話から観せてくれたわー。
警部ヴィスティング カタリーナ・コード
◆制作
原題:Wisting 2022年 ノルウェー
◆キャスト
◆キャスト
刑事、ヴィリアム・ヴィスティング(スヴェーン・ノルディン)
FBI捜査官、マギー(キャリー=アン・モス)
ヴィスティングの娘の記者、リーネ(テア・グリーン・ルンドバーグ)
刑事、ハンメル(マッツ・オウスダル)
女性刑事、トールン(ヒャシュティ・サンダル)
刑事、ベンジャミン(ラーシュ・バルゲ)
ノルウェー、オスロ南西部の海辺の小さな町ラルヴィク。クリスマスツリー畑でミイラ化した男の遺体が見つかり、刑事ヴィリアム・ヴィスティングが駆け付ける。遺体のジャケットにあったパンフレットに、20年前から指名手配中のアメリカ人連続殺人犯ロバート・ゴッドウィンの指紋が付いていた。
ヴィスティングの娘はマスコミ関係の仕事をしていて、取材のために街に帰ってきた。FBIから特別捜査官マギーとジョンが到着し、マギーはこの町でゴッドウィンが誰かに成り済まして生きていると確信する。
***
1話から観せてくれたわー。
クリスマスツリーの根元からミイラ化した遺体。街は凍てついてる。遺体を調べ始めた刑事たち。ニュースを見たヴィスティング刑事の娘リーネは、福祉大国ノルウェーで誰にも知られずに亡くなったこの件を扱いたいとデスクに申し出る。
刑事とマスコミ、相性が悪い。おまけに父の妻、リーネの母は亡くなって1年たっているらしい。しかも病死ではないらしい。その件がからむのかなんとなくギクシャクしてる父娘。
ところが遺体がもっていたパンフレットに、20年前から指名手配中のアメリカ人連続殺人犯ロバート・ゴッドウィンの指紋が付いていたことがわかって、FBIが来ることに。
***
その間にも、家を貸して家賃を踏み倒されたという情報が入り、ヴィスティングは聞き込みに走り、残された荷物を調べる。その荷物には行方不明の被害者と思しき新聞記事が複数枚入っていた。どうやら犯人を追いかけていた元同僚ピーターだと判明する。そしてクリスマスツリーの下でミイラ化した遺体は彼だった。
ピーターの荷物にあった写真に井戸が写っていて、ノルウェーでも事件を起こしてる可能性が出てきた。被害者は若くて金髪の美人ばかり。該当する事件が次々と出てきた。
展開が速くていい。最初のミイラ化した遺体発見から、アメリカの連続殺人鬼が浮かび上がりFBIがやってきて、ノルウェーでも連続殺人事件を起こしてる可能性が浮かぶまで1話でやってくれてる。そのうえで謎は謎のまま残してる。ウィスティング刑事の妻の死は病死ではなくなんなのか。
FBIからきたマギー役のキャリー=アン・モスがいい。決して偉そうにしてるわけではないがプロフェッショナルな感じ。会議の最中、保育園に子供を迎えに行かないとと中座する女性がいる。夫の仕事が今日は忙しいらしくと周囲に頭を下げながら出ていく。殺人事件なんて現実的に思えないものが途端に身近になってくる。
1時間でここまで入れ込ん
で解りやすい。薄暗く寒く凍った街もミステリーにぴったり。
原作はヨルン・リーエル ホルスト。
警部ヴィスティング カタリーナ・コード