ソウ6

被害者の選択まであやふやになってる気がする。


◆制作
原題:Saw 6 2009年 アメリカ

◆キャスト
ジグソウ/ジョン・クレイマー(トビン・ベル)
ホフマン刑事(コスタス・マンディロア)
ジル・タック(ベッツィ・ラッセル)
エリクソン捜査官(マーク・ロルストン)
ウィリアム・イーストン(ピーター・アウターブリッジ)
アマンダ(ショウニー・スミス)

◆あらすじ
FBI捜査官のストラムが死体となってみつかった。
ジクソウの後継者はストラムではないか、そのストラムがなくなったのだから、事件は終わったかに見えた。
ストラムの上役だったFBI捜査官エリクソンは疑問を抱き、ホフマン刑事に近づく。一方、ジクソウの元妻は、ジクソウの遺言と箱を受け取る。

***

保険会社で保険金を払うか、払わないかの算定をしている責任者、その部下、秘書、資料の整理係り、記者で責任者の妹、保険金を払われなかった人の家族が捕らわれる。ジクソウも保険がおりず、個人的な恨みを晴らしてるみたいでなんだかなーな感じ。

当初の、生きられる事をありがたいと思って、一生懸命生きて欲しい。自分のような間違いを犯してく欲しくない、なんて話はどこへいったやら。殺人鬼で個人的な恨みを晴らそうとする、恨みがましい性格に成り下がってる感じ。

百歩譲っても、秘書や資料の整理係りには罪はない気がする。本当は保険金が支払われるはずのケースで払われなかったとしても、それは会社として責任を取るべきで個人に責任を問うのは違うだろう。支払うように会社に直訴する社員がいたとしても、会社が払うと決定しない限り社員には、どうする事も出来ないのだから。

殺人犯は、ジクソウから完全に刑事さんに移っているのだけど、この刑事がまたどうしようもない。思想も何もない。ただ、誰かを苦しめたり殺したりするのが好きなだけに見える。
こんな人を後継者にしようとしたジクソウ。もう、ぼろぼろになってきたなw