夫の死体と手錠で繋がったまま、さてどうする。
ティル・デス(吹替版)
原題：Till Death 2021年アメリカ
◆キャスト
エマ（ミーガン・フォックス）
マーク（オーエン・マッケン）
ボビー（カラン・マルヴェイ）
ジミー（ジャック・ロス）
◆あらすじ
エマは夫マークにうんざりしていて、夫の同僚のトムと不倫していた。エマとマークの結婚記念日にマークはネックレスを送り、昔仲良かった頃に行っていた湖畔にあるコテージでのバカンスを提案された。湖畔についたマークはもう１度チャンスが欲しいとエマに言う。
翌朝、マークはエマと自分を手錠で繋ぎ、マークは拳銃自殺をする。エマは夫の死体を引きずりながら抜け出す方法を探すが、車のガソリンは抜かれていて電話も使えない。
そしてエマにメールで呼び出されたと思ったトムが現れる。メールを送ったのはマークだった。マークは長い間、不正に手を染めており、警察に逮捕されるのも時間の問題だった。
そこにジミーとジミーの兄ボビーが現れる。ボビーはエマのストーカーだった。エマに左目をつぶされたボビーに、金庫にダイヤモンドがあると言ってコテージに呼び寄せたのもまた夫のマークだった。だが、ダイヤモンドは金庫ではなくエマの首にかかっていた。エマの首を切らなければ外せない鋼鉄のネックレスの中に。
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ミーガン・フォックスという女優さんに惹かれない。美人だしスタイルもいいし見ごたえがありそうなのに映画で観ると没頭できない。とはいえ、脚本は悪くはなかったのかも。ところどころ、それ違わない？と思うところはあったけど。
手錠で繋がれた夫が自殺。さてどうしよう。真っ先に考えるのは夫の手首を切るか手錠を切るかだろうと思う。そういう感じはない。私なら真っ先に台所に行くと思う。手錠を切るより手首を切る方が速い気がする。相手はすでに亡くなっているのだから痛みはない。（ホラーになっちゃうかもだけど）そしてエマはそれが出来ないようなか弱いキャラではない。
そうこうしているうちに不倫相手のトムが来て、やれやれ助かると思うとストーカーのボビーとその弟ジミーが現れてあっさりやられちゃうトム。そして、兄を止めようとしてジミーも亡くなる。エマとボビーの一騎打ち。
どうせならエマをとことん悪女にして欲しかったな。男性と女性が力づくで戦う。あり得なくはないけど、男性を翻弄しつつ隙をつくという方が面白かったような。力だけでは勝てないよみたいな。知恵と力と女性としての武器も総動員して、最後に勝つのは私よみたいな。