ソウ3

こんなに続くとは。



◆制作
原題:SAW3 2006年 アメリカ

◆キャスト
ジグソウ(トビン・ベル)
アマンダ・ヤング(ショウニー・スミス)
ジェフ・レインハート(アンガス・マクファーデン)
ダニカ・スコット(デブラ・リン・マッケイブ)

◆あらすじ
息子を亡くしたジェフは、目覚めると食肉工場の地下室にいた。地下室には、息子の交通事故を目撃したにも関わらず通報しなかった女性、刑を軽くした判事、犯人が捕らえられていた。
ジェフは彼らを許すのか。そしてジクソウの命を繋ぐため医師をさらってくる。

***

1、2のジクソウは、残された日々を大事に生きていない人達を被害者に選んでた。彼らが悔い改めたら生き残るチャンスがあり、悔い改めない場合は壮絶な拷問と死が待っている。やりすぎだけど殺人を楽しんでるわけじゃない。

ところが3では息子を亡くし辛い日々を送るジェフを、ゲームに参加させる。これじゃ人を実験材料にしてる心無い殺人狂と言われても仕方ない。

ジクソウを手伝うアマンダが1で生き残り、2からジクソウの弟子になったのかと思っていたら1からアマンダはジクソウの手下って事になってる。

悔い改めて生き残った人(アマンダ)もいる、というのも崩れ去ってしまう。出来レースじゃん。物語ではなく、ただの残虐シーンが続く映像ってだけになってしまう。映画にする意味があったのかしらと思ってしまう。

ジェフと医師の関係まではいいとしても娘に罪はない。それなのに、彼女は家族を失う事になる。弟だけじゃなく。1番納得がいかないのは、そこかもしれないな。